PowerNavi BCAAパワーで暑さに打ち勝つ
OSJ奄美ジャングルトレイルレース52Kmで準優勝
1月31日(日)、奄美大島宇検村から名瀬市までの52km、島の大自然を駆け抜けるトレイルレース、「OSJ奄美ジャングルトレイルレース」が開催されました。福島県から参加したTeam PowerNaviの眞舩孝道(まふねたかみち)選手は、男子総合第2位(準優勝)という成績を収めました。
眞舩選手よりレースのレポートが送られてきたので、紹介します。
次へつながる走りを目標に
2010年のトレイルレース初戦ということもあり、とにかく次につながる走りができたらとの思いでスタートしました。
小雪が舞い、氷点下の福島県と比較したら、年間平均気温21℃の奄美大島は夏へタイムトリップしたかのような気温差。52キロという初めての距離はもちろんですが、氷点下の地から、南国の地でのカラダが対応できるのかが、一番の不安でした。
このレースに向けて、昨年11月下旬から足作りを開始しました。11月下旬となると東北地方の山々は雪深くなり始め、もっぱらロードでの距離走が中心でした。
一番大きなポイント練習としては、一日に63kmを走破しました。これは朝:起伏走(アップダウンのある山道走)21.5km、昼:ロード走(平地走)20km、晩:起伏走21.5kmと朝昼晩に3分割して走ります。一本一本をめいいっぱい追い込むというより、間のリカバリーを大切に取り組みました。
PowerNavi BCAAが身体を支えてくれる
先日のブログ上でも、取り上げましたが、その質の高いトレーニングを最大限にサポートしてくれたのがPowerNavi BCAAの存在であります。
また、レース前後にPowerNavi BCAAを飲むのはもちろんですが、1リットルのハイドレーションパックの中身にもPowerNavi BCAAを溶かし込みました。レース中にも水分とともにBCAAを摂取します。
30km地点で脱水症状に襲われる
南国特有の巨大なシダ植物が生い茂るようなジャングルの中を4時間以上も走り続けるので、こまめに給水を心掛けはしましたが、朝8時のスタートから2時間が経過し、10時を過ぎて気温が上昇しはじめる30キロあたりで、少々、体にシビレがはしるのを感じました。
これは「脱水症状」だなと感じ、ペースを少々抑えることに。
その状況を焦るよりかは、氷点下から出てきたんだから当たり前と、プラス思考に考え、とにかく次につながる走りを心掛け、ひたすらゴールへ向かいます。
こまめに給水はしておりましたが、暑さにびっくりした体が、吸収のバランスを整えられなかったのではないかと感じます。両足、大腿筋、ふくらはぎと大きくケイレンが続き、大幅にタイムロスがありました。フラフラになりながら、はうようにして何とかゴールまでたどりつくことができました。
記録より記憶に残る「奄美ジャングルトレイルレース52km」。PowerNavi BCAAパワーで、気温差に打ち勝ち、準優勝という成績をおさめることができました。
当初の目標通り、次につながる走りができたと思います。
眞舩さんが企画した「奄美大島☆弾丸ツアー」に参戦し、26km女子総合2位の成績を収めたプロクライマー尾川智子さんとツーショット