アスリート向けアミノ酸サプリメント「PowerNavi」(発売元:株式会社エルデ、本社:東京都新宿区、代表:土屋勝、URL http://powernavi.erde.co.jp/ )がサポートする「GIRI GIRI BOYSインドヒマラヤ・カランカ峰登山隊2008」(佐藤裕介、一村文隆、天野和明)が4月25日、「ピオレ・ドール」(Piolet 'd Or:金のピッケル賞)を受賞しました。
PowerNaviがサポートしたGIRI GIRI BOYS インドヒマラヤ・カランカ峰登山隊2008(佐藤裕介、一村文隆、天野和明)が4月25日、「ピオレ・ドール」(Piolet 'd Or:金のピッケル賞)を受賞しました。
ピオレ・ドールは、フランスの山岳誌「モンターニュ(Montagnes)」と高山登山協会(GHM)が毎年全世界でもっともすぐれた登山を行った登山家に「黄金ピッケル」を授与する式。今年はカランカ登山隊のほかにGIRI GIRI BOYS アラスカ・ベアーズトゥース北東壁初登(佐藤裕介、一村文隆、横山勝丘)とインドヒマラヤ・カメット峰で南東壁で新ルートを開拓した谷口けいさんと平出和也さんがノミネートされ、カランカ登山隊とカメット峰隊が受賞しました。
今回の受賞は日本人としては初めて。谷口さんは女性として初となります。
ピオレ・ドールは、アルパインスタイルと呼ばれる少人数、最低限の装備での登頂を重視し、テクニックやルートの妥当性のほか、環境の尊重なども評価の対象となるということです。
GIRI GIRI BOYSカランカ峰登山隊2008は9月14日から24日にかけ、インドヒマラヤ・ナンダデビ山郡カランカ北壁(6931m)のアルパインスタイルによる初登に成功しました。途中で嵐にぶつかり、6500m付近で停滞。5日間の予定が10日間となってしまい、食料不足で1日500kcal、ビスケット1枚とわずかなPowerNavi BCAAしか摂れない過酷な状況に置かれましたが、全員が登頂・下山することができました。
GIRI GIRI BOYSは「GIRI GIRI BOYSスパンティーク登山隊2009」(佐藤裕介、一村文隆、天野和明)として、6月下旬より7月中旬にかけ、カラコルムヒマラヤ・ソスブン山群スパンティーク(7,027m)北西壁ゴールデンピラーにおける未踏ルートの無酸素アルパインスタイルによる初登攀を計画しています。
PowerNaviは、GIRI GIRI BOYSの登攀計画をサポートするだけでなく、全国からトップクラスの登山家が集まる「ウィンター・クライマーズ・ミーティング」(第1回は1月10~12日、上高地に30名が集まって開催)にスポンサードするなど、登山家の活動を支援しています。
○アルパインスタイルとは
少人数の登攀メンバーだけでチームを編成し、装備も最小限に抑え、短時間で一気に登る登攀スタイル。酸素ボンベ、あらかじめ設置された固定ロープ、キャンプなどは使用しない。大編成のサポートスタッフを使う極地法や、手取足取り「登らせてくれる」ガイド登山とは対極をなす。
佐藤裕介(さとうゆうすけ)
1979年生まれ。GIRI-GIRI BOYS 2008アラスカ登山隊としてベアーズトゥース北東壁初登。GIRI GIRI BOYS インドヒマラヤ登山隊としてカランカ北壁初登
一村文隆(いちむらふみたか)
1977年生まれ。GIRI-GIRI BOYS 2008アラスカ登山隊としてベアーズトゥース北東壁初登。GIRI GIRI BOYS インドヒマラヤ登山隊2008としてカランカ北壁初登
天野和明(あまのかずあき)
1977年生まれ。ガッシャーブルムⅠ峰無酸素登頂、ローツェ無酸素登頂、アンナプルナⅠ峰無酸素登頂。GIRI GIRI BOYS インドヒマラヤ登山隊2008としてカランカ北壁初登