レース展開は、モンゴル軍所属の195クロスカントリースキーヤー(ソチ五輪強化選手)と、高地で生まれ育ち驚異の心肺機能を有する遊牧民マラソンランナーとの三人パックでトップグループを形成。優勝争いを繰り広げました。
1日24時間。6日で144時間。この「一日一日」の過ごし方が大きなポイントとなります。
日中と夜間との寒暖の差が激しく、当然ながら体調も崩しました。
4日目(9/19)の夜は、39℃の発熱。
真夜中、熱で朦朧とする中、全身から吹き出す汗にどうしたらいいものか、大きな不安との戦いでした。
翌日(9/20)には、微熱まで下がるも約57kmのステージでは、内臓疲労から、嘔吐と下痢を繰り返し、涙を流しながら我慢ガマンの走行。完全に限界を超えた状況下。
でも、乗り越えられたんです。乗り越えることが出来ました。
この6日間、今まで見たことのない自分の姿。感じたことのない自分のココロとカラダと向き合いました。
このような人間的にもアスリートとしても成長できる非日常的な空間に身を置けたことに感謝し、私を取り巻くすべての方々、すべての物事に、心より感謝申し上げます。
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