サプリメント用語辞典
βアラニン β-alanine
タンパク質の構成材料とはならないアミノ酸。ジヒドロウラシルやカルノシンが分解することで生成される。
生体内ではカルノシンやアンセリンなどの構成分子として存在する。ヒスチジンとともにカルノシンを合成する。
カルノシンは筋肉に蓄積する水素イオンの影響を遅らせることにより、ワークアウト中の疲労を抑える働きがある。
強度の高い運動を行うと乳酸が発生する。乳酸は乳酸塩と水素イオンに分解し、水素イオンが筋肉のpHを下げ、焼けつくような痛みを引き起こす。また、水素イオンには筋収縮の働きを妨害する作用があるので、トレーニングに影響を与える。
βアラニン、またはカルノシンを摂ることによって、乳酸(水素イオン)の影響を抑えることができると言われている。