タウリン
タウリン Taurine
20種類のアミノ酸には含まれない、含硫アミンの一種。
体内で合成することができ、心臓や筋肉、脳、肺、脾臓、骨髄などに多く含まれている。血圧を正常に保つ働きや、血中コレステロールを減少させ、消化作用を助けるほか、神経伝達物質としても作用する。心臓の強化、貧血の予防、肝臓の解毒作用をサポート、不整脈の改善、インスリンの分泌を促進し糖尿病を予防する、といった作用も報告されている。哺乳類においては肝臓、肺、筋肉などに分布する。軟体動物、特にタコ、イカはタウリンを多く含む。するめの表面に出る白い粉にはタウリンが凝縮されている。
成人男性で1日1500mg程度が適量とされ、食事の30分前に飲むのが効果的である。