Team PowerNavi 野口啓代 インタビュー

 

2009年はボルダリングで年間優勝を目指す

リードもボルダリングも、両方好き

ボルダリング・ワールドカップ・オーストリア大会
ボルダリング・ワールドカップ・オーストリア大会 07年、18歳のときにボルダリングのワールドカップに出場したところ、最初が2位。その後も4位、3位、2位といい成績を残すことができた。自分はボルダリングに向いているのではないかということで、ボルダリングにターゲットを絞った練習を続けてきた。その成果があって08年は念願の優勝を手に入れるわけだが、秋はリード・ワールドカップで4戦連続して決勝に進出し、最後のクラニ大会では3位入賞。

「正直、今はリードとボルダリングのどちらが得意かわからないですね。両方好きだし、両方で成績あげたいけれど、それは非常に難しいことです。果たしてどちらが合っているかはまだわかりません」

ワールドカップではリードもボルダリングも年々難易度が上がっており、専門的になってきている。リードとボルダリングで決勝に残る顔ぶれはまったく異なるし、そもそも両方の種目に出る方が珍しい。リードで優勝を狙う人はリードに集中し、ボルダリングに強い人はボルダリングしか出ない。野口さんのように両方の種目に参戦し、しかもリード3位、ボルダリング優勝という成績を残せるのは希有な存在だ。

ボルダリングで世界最強へ

野口啓代
FiveTen Cup2008で。すらりと伸びた手足が美しい

「でも、私の場合は両方とも中途半端なのですよね。どちらか一方は完全に強い方がいいじゃないですか。リードは出ないけどボルダリングは無敵とか。両方とも一番ではないのに年間総合ランキングだけ優勝というのはあまり好きではありません。どちらかに絞って世界最強になるのが理想です。リードの優勝は今の実力では無理なので、とりあえずボルダリングで年間優勝したいと思っています」

あと3か月でワールドカップ・シーズンがまた始まる。09年は完全に前半がボルダリング、後半がリードとスケジュールが分けられている。4月には埼玉の加須市でボルダリング・ワールドカップも開催され、いやでも注目は集まるだろう。ゆっくりオフシーズンを楽しんでいるわけにもいかず、急いで身体を作っていかなければならない。

「まずは筋力、瞬発力などフィジカルを強くしたいですね。そのために加重トレや筋トレ、ジョギングなどもトレーニングメニューに加えています。私は傾斜が緩く保持力が必要な課題が得意なのですが、前傾が強くて足ブラになるような瞬発系が弱いので、それを克服したいです」

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