トレーニングについても専属のコーチがいるわけではない。
「クライミングインストラクターの伊東秀和さんにコーチしていただいているのですが、練習メニューを作っていただいたりというほどではないです。コンペの時のスケジュールは他のクライマーもたぶん一緒ではないでしょうか。だいたい土日に大会があるのですが、大会の前日と翌日は移動することが多いし、時間があっても疲れていて登れないですね」
ヨーロッパで行われるワールドカップ・ボルダリング大会を想定(クリックで大きい画像に)となると登れるのは大会と大会の合間、火曜日から木曜日のどこかということになるが、どちらかというとアクティブレストでハードなトレーニングはやらないという。
「本気と言っても、冬場の本気トレーニングの半分もやっていません。疲れてはいけないし、それに大会だとホールドやハリボテに新品が使われているので、指皮がなくなってしまいます。指皮を回復させるのが必死です。どちらかというと、疲れを抜くアクティブレストでしたね」
一方、コンペシーズンが終わった冬のオフだと、岩場にも積極的に通っている。見せていただいたトレーニングメニューは特に岩場に行く週を想定している。
「茨城に住んでいるので、どこの岩場も遠くて、1泊2日で行くことが多いです。それ以外だと週に1、2回は伊東さんのスクールがあり、自宅の壁で登る日があり、レストが1、2日ですね。ジムに行く日は12時ぐらいから行ってストレッチやアップして、トレーニングして、最後に筋トレして帰るというスケジュールです」
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