筋力と集中力をアップし、疲労を減らすアミノ酸。パワーナビのBCAA

 

クライミングのトレーニング 筋肉の力を抜くタイミング

 先日、東京新聞から『登山の運動生理学百科』という本を出されている山本正嘉先生とたまたまお会いできて、先生は、自分のやっている筋肉なんて運動の世界ではもう古い、なんておっしゃっていたんですが、私は筋肉もまだ研究し甲斐があると思っています。私が興味を持っているのは、筋肉のフラッシングというのか、緊張して弛緩してまた緊張する連続性。パルスというんですかね。その連続性の存在と素早さです。で、この場合気になるのは弛緩する早さです。

 それは、いいスキルでいい動きをして初めて身体に得られるものだと思います。ですから、皆さんいい動きを研究するべきです。ジムでうまい人の登りを見ていると、非常にいい動きしていますよね。下手な人って、やたら力まかせでいつ落ちるか分からない。逆に安定した力が発揮できている人は、筋肉運動のフラッシングに長けているというのか、目で見ていても分かりますね。平山ユージ君とか安間佐千君とか、まさにそういう感じです。

平山ユージ
平山ユージ
安間佐千
安間佐千

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