筋力と集中力をアップし、疲労を減らすアミノ酸。パワーナビのBCAA

 

クライミングとサプリメントとダイエット

 実は私、サプリメントではなくてドラッグをいっぱい摂ってるもので、サプリメント飲む暇がないんですよ。体の病気がいっぱいありまして、今十種類くらいの薬を飲んでいるので、なかなかサプリメントまで手がまわらないんです。

 ただ、サプリメント会社の講演会でこういうのも何ですけども、サプリメントに頼っちゃいけないと思う(笑)

サプリメントの常用はどうか

 確かにサプリメントというのは効果があると思います。私もぎっくり腰をやったときに、アミノ酸を飲んだら、治りが早かったです。ただ、基本的には食品から摂るべきです。それにプラス栄養補助食品としてサプリメントを摂る。というのが原則だと思います。

 またこれは先日テレビでやっていたのですが、最近は病院にもサプリメント外来というのがあって、その先生が言うには、サプリメントを摂ったら、それを使って、はじめて意味があるという。要するにアミノ酸を摂ったらその分運動して、初めてそのアミノ酸を摂った意味がある。そうじゃないとお金捨ててることになるということです。

 あと、常用はどうなのかなと思いますね。

 サプリメントというのは結局は薬だから、副作用も必ずあります。ビタミン剤でも副作用あります。その副作用がアスリートとしてのその人の人生において、問題なのか、問題じゃないのかということを考え、飲むかどうか判断すべきです。

 たとえばクライミングではない一般的なスポーツのプロ選手というのは、現役として活躍できる期間が数年間なんですよ。特に過酷なスポーツ、陸上などでは1年か2年だと思いますね。その時にどうしてもメダルを取りたい、どうしても優勝したいというときはサプリメントをがんがん摂って、後のことは知ったことじゃないという感じでやるのは有り得ます。だけど、我々がやってるクライミングは生涯スポーツなんですよ。50歳になったらクライミングやめますって宣言して、やめた人はいません。絶対やめられないです。60歳になっても、70歳になってもきっとやめられない、しがみ付くと思います。そういうスポーツに関わる以上は、あまりサプリメントは常用しない方がいいと思います。

 ただ、筋肉の回復ということで、ちょっと負荷を超えてしまったな、というときは非常に有効な気がしますね。そのコントロールをちゃんとやるということが大切だと思います。

ウェイトコントロールはグラフ化で

講演会

 ウェイトコントロールに関して言うと「お前がそんな話するのかよ」などと知り合いから笑われましたが・・・ 体重減らしたいと悩んでる方には、朝晩必ず同じ時間帯に体重量ってグラフにするのがお勧めです。冷蔵庫にグラフを貼っておいて、毎日見ていると、あるとき、急に減ります。いったんは上がることもあるけれど、三か月単位で徐々に減ります。みんなそれで成功してます。食事制限なんか何にもしないです。

 表にして、一番見えるところに貼り出さないとダメですよ。これは病院でもやってるそうです。パンプ社長の内藤直也君もそれやって、今までずっと痩せなかったのが痩せたという話です。

 またこれも先に話したサプリメント外来の先生が言っていたことなんですが、減量をするときは何かを欠乏させると考えてはいけないそうです。栄養素を減らして体を削ると考えないで、たんぱく質を摂って、筋肉でしっかりした痩せた体を作り上げると考えるべきだということです。多分サプリメントもそうだと思いますよ。何かが足りない所に、それだけ足すというのではなく、サプリメントを摂ることによってこういう体を作ると考えると健康的な摂り方ができるんじゃないかなと思いますね。

 というところで、今日はトレーニングの方法とかボディケアの方法として何か非常にためになる、なんかこれをやると得するという話が聞けると思われた方もいると思いますけど、残念ながらそうではなくて、もうちょっと落ち着いて、下地をまず作りましょうというところで『クライマーズ・ボディ』の価値を見出していただければ幸いです。

前のページへ .2 .3 .4 .5 .6 次のページへ

© 2007 - 2014 ERDE Co., Ltd. Allrights reserved